脳ドックで行われる検査内容

当院の脳ドックの問診・結果説明は,受診される皆様のプライバシーを確保し,リラックスした雰囲気で問診や検査ができるよう,一般診察エリアと分離した脳ドック専用の診察室ならびに控え室をご利用いただきます. 神経学的検査にかかる料金はいただきません.

これまでにかかった病気,ご家族の方の病気,生活歴等を聴取し,脳の病気の危険因子を把握します.
神経学的診察:脳や神経の機能に異常がないか,詳しく診察します.
身体計測:身長・体重・復囲・血圧・脈拍の測定をします.
頸部血管雑音,心雑音の有無を聴取します.

一般末梢血検査:白血球数・赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット・血小板数
尿一般検査:蛋白・糖・潜血・白血球
血液生化学検査:総蛋白・アルブミン・血糖・HbA1c・総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪・尿酸・尿素窒素・クレアチニン・C反応性蛋白(CRP)

安静時標準12誘導心電図検査をおこないます.
特に,脳梗塞の危険因子となる心房細動の有無を重点的に調べます.

iPadを用いてゲーム感覚で簡単に行える認知機能検査(CADi)を導入しました(日本脳ドック学会推奨).
この検査で認知症やうつ病などの疑いがある方には,さらに詳しい検査(MMSE, HDS-R, やる気スコアなど)を行います.

頭部MRI検査

脳梗塞,脳微小出血,大脳白質病変,脳腫瘍,脳の萎縮などがないかを検査します.

頭部MRA検査

頭の中の動脈に,未破裂脳動脈瘤や狭窄・閉塞などがないかを検査します.

頸部MRA検査

脳に血液を送る内頸動脈に狭窄・閉塞などがないかを検査します.

脳に血液を送る内頸動脈に狭窄・閉塞などがないかを検査します.
総頸動脈の血管壁の厚さ(IMT)を測定することにより,全身の動脈硬化の程度を推定できます.

頸動脈エコー同様超音波を用いる検査です.腕を5分間圧迫した後開放した際に,どれだけ血管が拡張したかを測定する検査で,血管内皮機能が低下していると広がりが悪くなります.
FMDでは,血管壁が肥厚してくる以前の動脈硬化の初期段階を捉えることができます.

脳梗塞の危険因子として重要視されている以下の血液検査項目を調べます.
検査項目:フィブリノゲン,ホモシステイン,リポ蛋白(a),プラスミノーゲン活性化抑制因子 (PAI-1),レムナントリポ蛋白(RLP),抗カルジオリピン・β2グリコプロテイン複合体抗体,ループスアンチコアグラント

脳ドックのメニューと料金設定

学会推奨標準コース
動脈硬化早期発見コース
危険因子重点コース
フルコース
簡易コース

脳ドックの目的を果たすために最低限必要な項目として、一般社団法人日本脳ドック学会が推奨する項目のセットです.

■ 問診・診察

■ 血液・尿検査

■ 心電図検査

■ 認知機能検査

■ MRI

■ 頸部血管超音波検査(頸動脈エコー)

■ 検査結果説明(報告書は同日お渡しいたします。)

「学会推奨標準コース」に,動脈硬化早期発見に有用な血管内皮機能検査(FMD)を追加したセットです.

■ 問診・診察

■ 血液・尿検査

■ 心電図検査

■ 認知機能検査

■ MRI

■ 頸部血管超音波検査(頸動脈エコー)

■ 血管内皮機能検査(FMD) 

■ 検査結果説明(報告書は同日お渡しいたします。)

「学会推奨標準コース」に,動脈硬化早期発見に有用な血管内皮機能検査(FMD),脳梗塞の危険因子として重要視されている採血項目を追加したセットです.

■ 問診・診察

■ 血液・尿検査

■ 心電図検査

■ 認知機能検査

■ MRI

■ 頸部血管超音波検査(頸動脈エコー)

■ 脳梗塞危険因子検査(血液検査)

■ 検査結果説明(報告書は同日お渡し致しますが、脳梗塞危険因子の検査結果は後日届き次第郵送となります。)

「学会推奨標準コース」に,脳梗塞の危険因子として重要視されている採血項目を追加したコースです.

■ 問診・診察

■ 血液・尿検査

■ 心電図検査

■ 認知機能検査

■ MRI

■ 頸部血管超音波検査(頸動脈エコー)

■ 血管内皮機能検査(FMD)

■ 脳梗塞危険因子検査(血液検査)

■ 検査結果説明(報告書は同日お渡し致しますが、脳梗塞危険因子の検査結果は後日届き次第郵送となります。)

神経学的検査とMRI検査だけを行うシンプルなコースです.

■ 問診・診察

■ MRI

■ 検査結果説明(報告書は同日お渡しいたします。)

脳ドックと保険

保険診療

保険診療とは、健康保険法療養担当規則(厚生労働省令)、治療指針等の法的な規定に従い、国民が全員加入する医療保険によって行われる医療のことです。診療費用は患者の一部自己負担以外は保険者が負担します。

自由診療

自由診療とは、患者と医療機関との間で個別の契約に従って行われるもので、医療法や医師法による規定に従わなくてはなりませんが、診療内容や診療費用に法的な制限はありません。診療に要した費用は全額自己負担となります.

脳ドックなどを含む一次・二次予防的医療は,残念ながら現段階では公的健康保険の適応にはなりません.従って脳ドックに要する費用は,自治体や企業からの補助がない限り全額自己負担となります. 日本脳ドック学会のガイドラインでは,脳ドックの料金設定について,「脳ドックをより多くの受診者に実施し同時に医療機関の経営の負担にならないように設定すべきである.したがって原則的に一般診療における社会保険診療報酬と同じ程度に設定するのが妥当であろう」と記しています.当クリニックでの脳ドックの料金設定はこれに則り設定させていただいております.

次を読む>>