今シーズン(2026年-27年)のインフルエンザワクチン株
以下の理由により,今シーズンはA型2種類,B型1種類の合計3種類(3価ワクチン)を用いることになりました.
令和7年度インフルエンザワクチン製造株
A型株
- A/スイス/6849/2025(IVR-278)(H1N1) :昨シーズンから変更
- A/ミシガン/105/2025(SAN-049A)(H3N2) :昨シーズンから変更
B型株
- B/東京/EIS13-175/2025(ビクトリア系統):昨シーズンから変更
4価ワクチンから3価ワクチンに減った理由
近年、インフルエンザの流行は,A(H1N1)およびA(H3N2)に加えてB型である山形系統とビクトリア系統の混合流行が続いていました.WHO(世界保健機構)は 2013年シーズンからB型については山形系統とビクトリア系統の2系統の両系統を含むワクチン株を推奨してます.また、米国においては2013年シーズンから4価ワクチンが製造承認され、世界の動向は4価ワクチンへと移行してきています. これらの知見に基づき,わが国においても2015-16年シーズンよりA/H1N1pdm09、A/H3N2、に加えてB/山形系統およびB /ビクトリア系統の4価ワクチンを導入することになりました.しかし,2020年以降山形系統のB型インフルエンザは,世界中で報告例がほぼゼロになったため,3価ワクチンでの予防が妥当と判断されました.
